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革の干支キット(レザーアニマル)

2023年 卯(うさぎ)2022年10月20日発売

レザーラビット
レザーラビット(牛革製)レザーキット ¥880

完成サイズ(3×6.5×2.5cm)
画像入り作り方付き

商品開発記

12年前は丸いイメージのうさぎを1枚革の展開で作る難しさを感じて、型出し革と耳革のキットにに逃げた苦い記憶があります。 うさぎの画像を数多く眺めていると立ち上がっているポーズも多く、これならと画像のスタイルとなりました。
このスタイルに決めてから完成まで型紙を修正すること10数回、不思議なことにどれもこの位の回数を経て完成しています。

2019年 亥(いのしし) 2018年10月16日発売

革うり坊
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革うり坊(牛革製)キット¥770

完成立位サイズ(W3×L8.5×H5.5cm) キット革サイズ(10×11.6cm)
作り方説明書付き。

商品開発記

イノシシは嫌われ者のため、子供のうり坊にしても新たな抜き刃制作が割に合うだけの数の売り上げは望めないのではと、コストダウンを考慮して12年前の抜き刃の修正を考えました。 ところがその抜き刃が火造りだったため、形状の変更が出来ません。そこで抜いた革にシェイプパンチの修正を加えることにしました。作り方のスキルアップを加味したインストラクションで12年前とは違うキットに変身させました。

2018年 戌(いぬ) 2017年10月16日発売

レザードッグ 横たわるレザードッグ
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レザードッグ(牛革製)キット¥880

完成立位サイズ(W3×L8.5×H5.5cm) キット革サイズ(10×11.6cm)
作り方説明書付き。

商品開発記

12年前はおすわりポーズに特化しましたが、今回はリアリティも増してポーズも自由です。
干支キットの全国展開は戌(いぬ)からでしたが、HP紹介は子(ね)からでしたので、今回が初になります。前作は馴染みのペットのため干支にとどまらず、翌年以降もデパートなどで革の動物キットとして置いていただきました。
申や酉と違いモデルがいるため、おおよその形はすぐにつかめましたが、さすがに犬にはこだわりが多く、結局型紙の最終形までに重ねた改良は10回を超えました。
干支の役割としては多産なゆえに子孫繁栄を意味するのでしょうが、ペットはなかなかそうは行かないのが現実です。「七匹八匹犬は産めどもわがペット仔のひとつだになきぞ悲しき」掛詞は無いものの、ついつい太田道灌の山吹の和歌のあわれに重ねてしまいます。
それが人間のエゴと自覚しつつもペットの親ばかどっぷりです。

2017年 酉(とり) 2016年10月12日発売

レザーにわとり レザーにわとりキット
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レザーにわとり(牛革製)キット¥880

完成立体サイズ(W6×L8×H8cm) キット革サイズ(10×15cm)
作り方説明書付き。

商品開発記

12年前はオナガドリと止まり木を自店のみで販売のため、にわとりは今回が初デザインです。
前回は止まり木から垂れ下がる尾を強調し、本体は二の次感が否めなかったので、1枚でにわとりはやはりプレッシャーでした。
そのため、まず割れ卵とひよこをテーマに考えましたが、1点作るのと違い、キットとして卵の丸みを出す道具で行き詰まってしまい、結局にわとりと覚悟を決めました。
最初に出来た型紙の基本的な構造は後で見るとオナガドリと同じで、思考回路はやはり自分だけに同じようです。でもそこからが12年のキャリアの違いでしょうか?型紙6作目の改変でボディと尾のV字バランスで立つ、突然変異が生まれました。
これは当初のイメージ通りで、届かない目標とあきらめかけていたところの一発逆転です。
そんなわけで例の論争は、卵よりにわとりが先の完成となりましたが、干支の役割としてはやはりケッコーな年でしょうね。あるいは隗より始めよならぬ、まずココから始めよ、か。

2016年 申(さる) 2015年10月16日発売

レザーモンキー レザーモンキーキット
ブランコレザーモンキー
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レザーモンキー(牛革製)キット¥880

完成立体サイズ(W5×L5×H6cm) キット革サイズ(12×14.2cm)
作り方説明書付き。(バナナ型紙掲載、バナナの革は付属しません。)

商品開発記

12年前はパスしましたので、今回が初デザインです。
類人猿を革1枚で作るプレッシャーに負けそうでしたが、革をいじっていると意外にすんなりモンキーになりました。
そうはいってもサイトで何度もモンキー画像を見たり、自分の中で納得いく完成度を追い求め、バランスを詰めた結果ですが、型紙は15枚程になっていました。
最初の何枚かは見られたものではなく、違う意味でサルでした。
類人猿なので、ポーズの自由度が比較的高いのではと思います。
革シンバルをウエットフォームで作り、アクリル絵具のゴールドで着色して持たせたり、見ざる、聞かざる、言わざるなどです。
ちなみに上の画像は、バナナの実ざる、バナナの皮を着飾る、バナナはもう無いわざるです。

2015年 未(ひつじ) 2014年10月16日発売

レザーシープ レザーシープキット
寛ぐレザーシープ
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レザーシープ(牛床+仔羊毛皮)キット¥1,100

完成立体サイズ(W3×L9.5×H5cm) キット革サイズ(10.3×10.5cm)
作り方説明書付き。   毛皮の色は白をベースに茶系のアソートです。

商品開発記

12年前のレザーシープが12月に入ってからの限定販売だったにもかかわらず、歴代販売数1位の人気に、アレンジは巻き角を追加だけとしました。
もちろん、角を切って角なしの12年前バージョンも可能です。
やはり、本物の仔羊の毛皮人気によるところが大です。
刃先の良く切れるはさみやカッターで、毛を切らずに革だけ切るという毛皮カットの体験、練習にもなります。
本体は覆われるため安価な牛床製で、ボディの造形がうまく行かなくても、毛皮を両面テープで巻き込むように着せることでかわいく、しかも高級感があります。
毛皮で隠せるため無理な姿勢も可能で、寛ぐ羊を創作しました。
腹が見えるため脚を通す穴と、毛皮の胸と尻の合わせをコンパクトに切りそろえが必要ですが、興味ある方はお試しください。

2014年 午(うま) 2013年10月16日発売

レザーホース レザーホースキット
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レザーホース(牛革製)キット¥880

完成立体サイズ(W2×L11×H6.5cm) キット革サイズ(13.8×14.4cm)
作り方説明書付き

商品開発記

12年前にクラム教室と自店販売用にデザインした手裁ちのキットパターンを、サイズとバランス面でアレンジしました。
刃型を作るにはデザインの無駄を省き、簡略化で少しでもコストダウンを計らなくてはいけません。
今回で言えば、直線的だった尾を尻の片側に沿わせ、尾の1辺を尻のラインと共有させることです。
こうすることで革の取り都合も良くなります。
干支としての馬の役割は「物事が”うま”く行く」や「幸運が駆け込む」だそうです。
たとえ物事がうまく行っても、馬耳東風とならないよう戒めなければいけないのでしょうが、回りの意見を気にしすぎると自己を見失ったり、無理に良い人を演じても馬脚を現すのがオチです。
時には聞き流した方が良いこともあります。それが人生です。パカラン
世の人は われをなんとも いはばいへ わがなすことは われのみぞしる - 坂本龍馬

2013年 巳(へび) 2012年10月18日発売

レザースネーク ブレスレット
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2wayキット(牛革製)
レザースネーク“コブラ"/5本マジック編みブレスレット ¥770
完成立体サイズ(W2.5×L5.5×H7cm) キット革サイズ(3.1×28.5cm)
作り方説明書付き
※ブレスレットの極小ギボシは別売です。

商品開発記

12子の中で一番の難題でした。
形状はひも状で簡単。
嫌われ者。いくら縁起物と言っても蛇は蛇。
革1枚でリアルさをねらえばねらうほど、商品価値が遠のいて行きます。
鎌首が勇姿と映り、日本人には現実感がない蛇「コブラ」を題材とし、さらに生身感をなくすため、編みという工芸的要素を前面に打ち出そうという作戦をたてました。
思いつく編み方を片っ端から試してみました。
糸を使っての寄せ組み込みも試しましたが、どれもがどうにも洗練度に欠けます。
それではと、思いっきりデフォルメして「かわいい系」に方向転換を決めかけた時、平編みだからとあきらめていた、完結性の高いマジック編みをたてに2つ折りするというアイディアが浮かびました。
最後で追い求めた結果が出せ大逆転です。
ブレスレットにもなり、すべてが5本マジック編みという権威のおかげです。
やはり長いものには巻かれろということでしょうか?

2012年 辰(たつ) 2011年10月20日発売

レザードラゴン レザードラゴンキット
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レザードラゴン(牛革製)キット ¥770

完成立体サイズ(w6.5×L6.5×H5.7キット革サイズ(16.1×9.5cm)
作り方説明書付き

商品開発記

革の干支はいつも9月に入ってからの考案になります。
12年前の龍は量産型のキットはあきらめ、教室向けの型出しタイプでした。
(ギャラリー・立体造形ページ掲載)
苦戦は目に見えていたので、今回は珍しく春に考えました。
実際に革をいじっているとひょんなことからアイディアが浮かびます。
それでもこの形にまとめあげるのに1週間を要しました。
クラム営業時間内の私の通常業務は受注発注、店頭販売、発送業務、教室です。
発送で夜8時を回る事もあり、作品制作やキット製作などは夕食後のプライベート時間をあてるしかありません。
1週間といっても他の製作の合間に割り込ませてですから合計で7時間位です。
ところで日本列島はその形状から龍になぞらえると聞いたことがあります。
震災後しばらく日本が沈滞したムードの中、2012年の希望の年明けの願いを込めて作りました。

2011年 卯(うさぎ) 2010年10月25日発売

レザーラビット レザーラビットキット
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レザーラビット(牛革製)キット ¥880

立体部分サイズ(W5×L6.5×H1.5cm) 革サイズ(11.5×11.5cm)
作り方説明書付き

商品開発記

12年前の型をアレンジしました。
当時はクランプで4ヶ所を締め、革を型出ししました。
もちろん量産できないため、販売は自店中心でした。
今回はハンドプレス機で量産が可能になりましたので、当時のパターンを世に出すことにしました。
ただ、同じ型ではつまらないので、アクセサリーにも出来るよう小さく、後ろ脚もコミカルに大きく横に広げた2011年バージョンの木型です。
また、このタイプはこだわりの1枚革での構成は無理が生じるため、耳革が付属です。
モデラで顔などをモデリングしますが、まわりの革は切り整え、ウエットフォームで「忘れな盆」風にアレンジ出来ます。
余白をモデラで自由に浮き彫りできます。
杵を描けば月のうさぎ。
火打石はカチカチ山。
亀や切り株では縁起が悪い。
やはり繁殖力の強いうさぎにはニンジンで子孫繁栄と行くのが、干支の役割でしょう。
更に言えば、2011年は兎の登り坂(得意の分野で能力発揮)と行きたいところです。

2010年 寅(とら)

レザータイガー レザータイガーキット
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レザータイガー(牛革製)キット ¥880
立ちポーズ完成サイズ(4.5×9×2cm)
写真、イラストの作り方付き

商品開発記

12年前の型(下段画像)をアレンジしました。
当時は一家に一台の「プリントごっこ」で模様とカット線をプリントしたラティーゴ革を自店中心に販売しました。
自分も含め、生徒さんの苦手意識は立体への模様の描きこみです。
牛の柄さえ苦手を訴える程です。
黄色系で風合いのあるラティーゴにプリントが功を奏して、カットしてなくてもそれなりの販売数がありました。
今回はプリントは別方法ですが、カット済はもちろん、後ろ脚に前後差をもうけ躍動感をアップさせました。
4脚ポーズもOKですが、作品例のように虎の強いフックで2010年の福を招きよせるマネキトラというのはどうでしょう。

2009年 丑(うし)

レザー牛 牛キット

レザーうし(牛革製)キット ¥770

立ちポーズ完成サイズ(5.5×11×2.5cm)
イラスト入り作り方付き

1枚革で牛3態が表現できます。
革の釣竿や鼻輪の調整リングは付属しません。

商品開発記

12年前の型をアレンジしました。伏せポーズにも対応します。
伏臥牛を見ていると、谷岡ヤスジ氏の漫画のキセルを持った牛とオーバーラップします。
キセルの代わりに置き釣りの竿が浮かびました。釣り糸の垂れた水面を見ているか、うたたねしている風情です。
立ちポーズ牛を擬人的に座らせ、前脚を上げて積極的に竿を持たせてみました。
革を細くきり、先にミシン糸をたらすと誰が見ても釣り竿です。
糸先に獲物が必要なら革で縁起物の鯛を作り、新年の幸運を釣り上げる意気込みとしてください。
でもこのままボ~っとしているのも悪くありません。好きな言葉は「道草」です。

2008年 子(ねずみ)

レザーマウス
マウス&チーズ(牛革製)レザーキット ¥770

完成サイズ(4×7×3.5cm)
イラスト入り作り方付き

商品開発記

ねずみのキャラクターとしては偉大なミッキーマウス、トッポジージョ、ジェリーがいます。
日本のどぶ、家ねずみは身体が大きくRATで、あまり好ましく思われていません。
デザインするにあたり、気が重かったのですが、西洋の家ネズミはMOUSE。小型ということがわかりました。
それでも全身を表現すると、嫌悪感を持たれる心配があります。
それならチーズの中に入れてしまえという発想でした。
このシリーズは動物の身体の一切のパーツを貼り付けることなく、1枚革で構成する事にこだわってきました。(羊の毛皮貼りは例外)
当然、チーズと一体です。

2007年 亥(いのしし)

うり坊
レザーうり坊(牛革製)キット ¥648

うり坊の頭
笑顔のうり坊 参考品
年賀状用に制作しました。
粘土で造形し、ゴート(山羊)で包んでいます。

2006年以前 抜粋

干支
羊は安価な牛床(革表面をそいだ落ち)ボディーに本物の仔羊の毛皮を両面テープで巻きつけ。

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