編み方コピー(4つ編みウォレットロープキット 1998発売のインスト)以外に教室や店頭での口頭説明方式です。
オイルレザーレース使用
(1) 2本のレースを差し渡し、それぞれで同じクロスを2組作る。 (分かりやすくするため、1本のレースを赤と緑、キャメルと焦茶に色分けしています。) |
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(2) 2組のクロスの内側の2本(緑と焦茶)を交差し合体させる。 緑は赤の下から来たから上に。 ここで役付けします。真中の上(緑)が主役。 下(焦茶)は準主役。赤、キャメルは脇役。 |
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(3) 主役(緑)の出身地(左)の脇役(赤)が立身出世を夢見て、主役(緑)と反対回りで右の脇役(キャメル)の下を通って緑の上にのり、主役の座を奪い取る。 |
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(4) 主役(赤)の出身地(右)の脇役(キャメル)が我も主役をと主役(赤)と反対回りで左の焦茶の下を通り赤の上にのしかかり、主役に成り代わる。 |
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(5) 主役(キャメル)の出身地(左)の脇役(焦茶)の若手が我もと主役(キャメル)と反対回りで右の緑の下をくぐり、キャメルの上でこの世の春を謳歌する。 |
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(6) 主役(焦茶)の出身地(右)の脇役(緑)が・・。 もうおわかりですね。 こうしたストーリーを設定すると、あれ?となった時、今の主役を特定すると、次の一手がわかります。 |
上は覚えるため、動機づけしやすくした組み方です。
それぞれの色が連続して繰り返すため、2色が交互に並ぶように別の組み方をします。
オイルレザーレース使用
(1) 2本のレースを交差させてくぐらせます。 |
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(2) 内側の2本を交差させます。 カンの中で焦茶の下だったキャメルが上(主役)になります。 |
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(3) 主役(キャメル)の出身地(左)の焦茶が新主役になり。 |
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(4) 後は繰り返しの下克上。 |
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(5) こうして・・・。 |
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(6) こうなっていきます。 |
分子構造の粗いタンニン革3㎜巾2本では強度に不安がのこるため、切り取った25㎝のレースを3本目としてカンに通しそのままからみ止めする、補強とひも止めの2役をこなす方法の紹介。 |